2007年最高だろうか

☆ Gianni Gebbia … sax ( from Italy )
☆ 磯端伸一 … guitar
☆ 歳森彰 … piano
@京都パーカーハウスロール

以前Gianniと磯端氏のデュオライブを観に行ったが、今回は僕にとっては最も近いリアルジャズマン歳森氏を加えてのトリオライブ。Gianniに絡む歳森氏のピアノのフレーズとリズムと音色、もうノリノリです。最後の方で磯端氏が絡みトリオインプロへ。Gianniが作った間やテンポを歳森氏が広げ(壊し)磯端氏が〆る感じ。
休憩を挟み後半は予想外のスタンダード。この3人で演奏するスタンダードですよ!もう個人的には会場内のどのオーディエンスよりもノリノリなオレ。実際演奏が始まると笑顔の絶えないオレ。一曲目は You don't know what love is 。曲はそれしか知らなかったけれど、間合いを計って出たり入ったりのギター磯端氏。ジャズに於けるギターのポジションを再確認、かな。ジャズとは同じ言語を持つ者同士のガチンコ勝負(調和?どっちでもいいか)なのです。ギターってコードにおいてもメロディにおいても中途半端な楽器だよな。最近ピッチの事で大分悩むけれど。それはさておき、昔からU2のエッジとかサウンドガーデンのキムセイルの様な効果音的なプレイを好んでいたオレだ。ギターポップの「ギタ−の壁」的なサウンド構築は元々あまり好きではないのだ。ギタリストとして最も影響を受けたアルバムは想い出波止場の「金星」だ。「金星」初聴からジャズまで12年かかったけれど、あ、結局ギタリスト的な見地からしかライブを観てないのだな、オレ。イヤらしいよな、プレイヤーって。
でもやっぱり歳森氏のプレイは笑うな。だって面白いもの、POPなんだよ!!!
いつか共演したい。