本心&褒めてるっつうの

coyanmahexp2006-06-16

 心斎橋某所に肩こりライブを観に行った。かつては自分も1ヶ月程リハやライブで関わったバンド。しかしリハとライブとでは異なるのと同様やるのと観るのとでは違う。最近ライブハウスでロックのライブを観る事に全く興味がなくて昨日もそんな思いで肩こりの出番を待っていたのだけれど、やはり彼等は違った。確かにサウンド的にはロックの末端に位置する「軽薄な」音だ(そもそも崇高なロックなんて存在するのか?)しかしロックであってロックでない。そのカギを握るのが「力士」の存在だ。バックはかっちり固めておいて何だかワケ分からん奴に好き勝手やらせる。ドアーズにおけるジムモリソンの様に。もし力士が中途半端にギターかなんか弾ける奴だったなら肩こりも凡庸な地方のアマバンに過ぎないだろう。結構「訳の分かる」自称エキセントリックな、アーティストでもないミュージシャンでもないバンドマンの多い中、これ程「素朴な作為」に満ちたステージを気負わずに披露出来るバンドに久々に出逢えた事が嬉しい。レッドマタドール聴きたかった・・・
「今日のオレどうよ?」
「ビシキマです!!!」
うぉぉ〜って思った。バンドっていいなあと思った。
 しかし昨日のハコと観客はちょっと・・・