僕の音楽事件簿〜嗜好・手段の変化
小5頃から情報収集の媒体は徐々にTVからラジオへ以降し始めた。82〜3年当時地元沖縄にはまだ地方FM局が無く、それにまだリスナーとして円熟してない状態だったしAMでも充分に事足りていた。それでもやっぱりTVっ子だったんで土曜深夜と日曜午後が僕のラジオタイムだった。ラジオを聴く様になったのはやはり洋楽の影響だろうか。夜のヒットスタジオやNHKレッツゴーヤングでは外タレをちょくちょく出演させていたし「面白い音楽があるもんだな」と思ったし、またちょっとエイゴの歌を聴く事で背伸びした気分になれたし、それとやっぱりレコードなんか買えないしな。当時はDuran Duran、Culture Club、NENA、U2、Policeなんかが好きだったな。でも平行して歌謡曲も聴いてたけど。あとイエスのロンリーハート、ヴァンヘイレンのジャンプ、マイケルのビートイットなんか流行っていたね。中学に入ってウチにもやっとビデオデッキが導入されこれで収集の幅がまた一段と広がった。地元の局でRBCポップス&ポップスなる洋楽PV紹介プログラムが金曜深夜にオンエアされてたし、時正にMTV全盛時代だったし。この時から既にマッチョなアメリカンロックは苦手だった。今も。ブリティッシュの(サウンド面での)スマートさや何だか知らんが捻曲がった様なスタイルが好きだったな。特にスタイルカウンシルやスミスなんかを好んで聴いていた。スタカンはカセットのアルバムを購入し何回も聴いたし、スミスはFMでライブ音源をエアチェック&レンタルレコードからテープへコピー。
ビデオの予約録画にFMのエアチェック、中学時代はこの2つが主な情報源