昔話

coyanmahexp2006-06-12

 このままでは今晩中に車に轢かれ挽かれてナメされてカピカピになるであろう生後間もないまだ目も開かぬ子猫を僕が拾い徳ちゃんが育てる羽目になった。14年前の事だ。昨夜道路脇の草むらから不安そう(に見えた)に顔を覗かせている2匹の子猫を見て思い出した。徳ちゃんはいつもその猫を伴って現れた。お陰で徳ちゃんの車は獣臭とアンモニア臭が充満していた。猫は猫でいつも徳ちゃんの肩にオウムの様に乗っかて着いて来た。ちょっとシュールだった。徳ちゃんはこの猫に特に名前は付けてなかった。だから皆「アイツ」とか「コイツ」とか「ネコ」とか発情期以降は「淫乱娘(♀の為)」とか呼んでいた。
 しかし今日は前述の2匹の猫といい深夜線路上をヨタヨタ歩く犬といい何故か道路上に所在なく佇むガチョウ(しかもコイツ鳩や雀みたいに車を避けない)といい、命の綱渡り動物を3回も見かけた。つまらん夢の陳腐な一場面みたいな話だけれど実話です。

 昨日夕方、外から子供2人のやりとりが耳に入る。一人がワーワーギャアギャア喚き泣き叫ぶ。そしてもう一人がそいつをなだめ諭す様に
「死んで一体どうなる?」
・・・幼き2人に一体どんな災いがもたらされたのだろうか?
さして興味はないが

 昨日は自信喪失でややふて腐れ気味だったものの今日のスタジオ入りで完全に調子に乗る。明日は2h予約。色んな構想が具現化し身に付きつつある今日この頃。モノになってきてます。ただこれが果たして”オリジナル”と胸を張って公言出来るのか?その辺はちょっと弱いな。手間ひま手間暇てまひま・・・を積み重ね”昨日の自分”を乗り越えようと試行錯誤。そんな毎日