職業選択の自由

　ジャズマンのブログが面白くて毎日楽しみにしている。今の所２人のブログを見ている。ジャズマンの宿命というか、芸人の本質というか、旅から旅への生活を綴った日記が面白くもあり、苦悩の様子もひしひしと伝わって来る。あるライブで（それはロックの人だが）ギタリストが「もうしんどいねん・・・」と冗談まじりに漏らした事があった。彼もまた旅から旅へ、国内よりも海外ツアー中心の活動をメインとする「旅芸人」なのでした。
　だいたい僕が好きなミュージシャンは、所属事務所を持ち、メジャーから作品をリリースし、ライブの運営はスタッフやローディーに任せて自分は演奏するだけ、なんて人は殆ど居らず、所謂自営ですね。ブッキングや移動や宿泊などの手配も自身で行っている場合が多い。 だから終演後CDを手売りしていたりするし、ホームページも自分で管理運営していて、音楽を生業とする人々の地道な日常を垣間見れて興味深く親近感さえ感じる。好きな事を仕事にしてしまう事への苦悩、それよりもやらずには居られないってカンジかな。
　地元で仲間に囲まれてただワイワイやって来ただけの人が、さも訳知り顔で、業界と精通していたみたいな昔話されるより100万倍リアルだぜ!!!!!、
　名言その１
「五千円の経費をかけて三千円を稼ぐ仕事を続けてる人間ばかりですからね。」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ー不破大輔

　ハーベ行きたい、無性に。他に客の居ないハーベへ