近況

coyanmahexp2006-01-13

 一体自分には何が出来るのだろう?去年は進化と退化を同時進行させ、またもや無駄遣いにより不要物を抱えてしまうという失態を晒してしまったが、今年もこれでいいのではないかと思う。遠回りすれば、道に迷えば東西南北をより意識して進むべき方向性は見失わない筈だし、寄り道する事で思わぬ拾い物をする事がある。まだまだ死ぬまで発展途上。でも無駄遣いは減らしてそれらの遠回りが徒労に終わらない様、主観による「絶対的嗅覚」を身に付けなければ。ま、100%のオリジナルなんか有り得ない訳で、そんな事は分かってますよ。細かい事は抜きにしてさ。つまらなそうな事がやってみると案外面白かったりするしな。価値観が180°転換する様な衝撃があったり。書いていてやっぱり自己内の矛盾と散漫さと欲深さといい加減さに気付くな。兎に角、考える前に動け!!!習うより慣れろ!!!か。流れを取り込むのも実力次第だし。
 「低音環境」(ベースとチューバによるデュオ)をヘッドフォンで聴いた。こうして「低音〜」の音を密閉状態で聴いてみると・・・このデュオ笑える(笑)そうか、こういう事なんだと少し道が開けた気がした。俺に足りないのはこのユーモアのセンスなんだな。ミュージシャンである気負いというのか、ロケンロール時代の名残か。ギタリストがギタリスト(ミュージシャン)に向けて放つサウンドが嫌いで、去年はそんなライブを間違って観に行ってしまったが、自身のプレイに関してはそういう意識は極力排除する様努めている。
 やや脱線してしまったが、この「低音〜」の気負いの無さと、僕にとってのミュージシャンとしてのバイブル「赤天」の「純音楽」としてのエッセンスと、僕が今まで知り合ったアマチュアミュージシャンの中で最もリスペクトする(*照れ)T・Hの創意工夫と柔軟さ、それらを巧いことミックスしたり掛け合わせたりメタメタに解体したりしながら、何かそこに自身の方向性が見えて来るのではないか?と、今そんな気がしてならない。妙な自信、そして未知なるものへの期待。単独での活動の開始後初めての感覚です。まだまだまだまだ・・・・やれそうな気がします