僕の音楽事件簿〜義務教育時代のムジカexperience

coyanmahexp2006-06-19

 小5の3学期に鎖骨を骨折した。ちょうど学芸会シーズンで僕らの学年は合奏をする事になっていた。そこで音楽担当のY盛先生はこんな状態の僕の為にポジションを考えてくれた。フットベースだった。エレクトーンの。その時点ではまだギターを始めてなくてアンサンブルという観念すらない僕でしたが「ベースというのはメロやリズムの装飾部分を削ぎ落としてアンサンブルの土台を支えるポジションなのだな、フムフム」などと子供ながらに感じたものだ。勿論そこまで言語化して納得していた訳ではないが。しかし僕がオルタネイティブやフリーミュージックの方向へ進んだ後でもこの一曲でにわか仕込みで身に付けたベースラインが基本になっている様な気がするのです。僕は結構基本には忠実なのです。合理的だから。またその基本を粘り強く突き詰め発展させる根気がなかった為に現在のスタイルになったとも言えます。あと運動会の鼓笛隊でトランペット吹いたし、クラブ活動の合奏では小太鼓を担当しました。小学生時代のムジカexpでした