’06 6月度 先端

coyanmahexp2006-06-05

 先端音楽実験会に参加する為森川氏と共にBIG APPLEへ向かう。神戸へ車を運転して向かう時に43号線を走るのが好きだ、という話をすると森川氏も同感だと言う。でもそんな事は本題とは無関係だ。この日のコンセプトは予めメンバーを決め3部構成の組曲を即興演奏するってヤツ。まず僕と森川氏とガイジン女性とのトリオを組まされる。この女性ニホンゴは全く喋れない様子。思いがけずイングリッシュトークのチャンス到来。しかし話せば話す程自身の語学力の無さに失望。ましてや組曲のコンセプトとその実践方法についてのやりとりなんか・・・しかしここは即興演奏の場!!!要は演奏なのだ、演奏さえ上手く行けば大成功なのだ。ましてやアブストラクトな形態を得意とする猛者ぞろいの場だ。会話までアブストラクトにする必要は無いが。一通りのディスカッションを済ませ出番が回ってくるまでイメトレ。2グループの演奏後僕らの出番。セッティングを早々と済ませ演奏の態勢に・・・入ろうとするがまたもや機材トラブル。アダプターが死んでいた。BIG APPLEでアダプターが死ぬのは2回目だ。もしやオレの演奏を阻止せんが為のライバルによる陰謀ではないのか?などとアホな考えが頭をよぎるが兎に角始めなければならない。幸いアダプターを快く貸してくれた同士のお陰で何とか演奏はスタート。〜中略〜終演。イメトレ通りにいかなかった。自分なりに最近積み上げて来たものを小出しにする事は出来たが「組曲」というルールと3人で話し合ったコンセプトに沿ってその演奏を振り返れば上手く行ったとは言えない。ただこの先端〜という場には他のセッションやライブとは違ったスタンスで臨んではいる訳でその点から見ればある意味上手く行ったと云う見方も出来る。それは他の参加者の演奏を見ても感じた事だ。昨日は久々の参加だったが、今までとは少し違った感じがややマンネリに陥りがちな危惧を孕んだ予定調和に一石を投じる内容だったのではあるまいか?「やっぱりジャズプレイヤーにはかなわないな」痛感。でも中にはロックをバックグランドにジャズの手法を上手く用いて名演を披露し続けるプレイヤーも居る。自分はやっぱりジャズマンではないが、しかしロックをする気にもならない。明らかにジャズマンのT森ワールド、恐らく元はロックであろうS山グルーブやS木氏の「間」は健在だ。その他関西屈指の異端プレイヤーどもにいつも埋もれる形で参加のオレ。ましてや今後ソロを中心に活動を展開していきたいオレ。今後の指針を決定づけていく上でこのワークショップの持つ意味と参加し続ける意義はデカい。
 それで昨日は小山experienceのメンバーが揃ったので活動の再開について話し合い、何と!!!!立て続けに2本のライブが決定しました!!!
小山experience
佐久本ジョーイチ(やや人力)/藤田大輔(非人力)/森川宏祥(人力)
6/24(sat) 東広島 Live cafe mondo
8/13(sun)神戸BIG APPLE