想い出海岸

coyanmahexp2006-05-25

 この位気候が温暖になってくると、学生時代は皆で海辺へビアを飲みに行ったものだ。男女混合10人位、下は高校生から上は30代半ばのいい大人迄、学生も居ればそうでない人もいるし、子持ちも居ればもうすぐ大学を除籍になりそうな人迄、今考えればラブ&ピースな南国時代だったろうか。僕が通っていた大学は金曜の午後は全学部休講だったので、毎週金曜の午後はサークルのミーティングがあり(因みに僕は部長を務めた事もある)その後皆で「たんぽぽ」という学生向け大盛り食堂で満腹になり、その勢いで北谷(ちゃたん)にある長〜い堤防の一角を陣取り、そこからサンセットを眺める迄うだうだまったりと何も産み出す事の無い、しかしそれだからこそ味わう事の出来るモラトリアム貧乏を謳歌していた。夕陽が水平線に差し掛かった頃「徳ちゃん(当時32歳)」がカーコンポから流したピンクフロイドのDark side of the moonのあのスキャットが今でも脳裏に焼き付いている。夕陽が完全に水平線の底に沈んでしまう迄誰も帰り出そうとはしなかった・・・単に酔って微睡んで居ただけなんだけど

 今日から開き直ってカバー曲をどんどん増やしていく事にしました。僕は所謂「ギターもの」はあんまり聴かないんです。だからカバーとはいえギターのコピーに終始する事は無い。好きな曲を好きな音と「間」で余す所無く発信しよう、そう思い始めたからです