人間のクズ
自己欺瞞、勘違い、負担を軽減する為の笑顔の裏に潜む冷酷さ。
魑魅魍魎が蠢く小山レコード主催のインストアライブに今日は知り合いが多数駆けつけてくれた。僕が世界一愛するOは僕の事を世界一嫌っています。でもいつも笑顔で僕に話し掛けてくれます。
O:「最近どう?」
J:「知るか!!!!!」
先輩のLさんとは適度な距離を保ちつつやんわりと付き合ってます。
J:「僕はロックでもフォークでもなくジャズが演りたいんです!!!!!」
L:「やっぱりロックの本質は反骨よね」
J:「そうっすよね、アハハハ…」
2重3重に歪曲された情報交換。だいたいロックが反骨だって?はあ?いつの時代の話してんの?ロックなんて伝統芸能じゃねぇか。進化しない、それがロックの本質だろ。「それじゃあ誰が進化なんか望んでいるんだ?」・・・心の声が聞こえ正気に戻る。そうだった一番噛み合ってないのは俺の方だ。反省。
Lとは殆ど口をきいた事がない。あれ程までに自分大好きなヤツは見た事がない。だけどこのコミュニティーの中では人格者の部類に属するらしい。世も末だ・・・などと嘆いている場合ではない。
だんだん息苦しくなってきた。この場の空気を乱しているのは他でもないこの俺だ。あぁ・・・またやってしまった。
誰にも求められてはいないのに勝手にでしゃばり、空回りすると逆ギレだ。これは自滅行為だ。もうこんなパーティー抜け出して今から俺の目の前で最初にゴミをポイ捨てする輩を殴りに行こう