歯笛

との最初の出会いは幼少期。僕を可愛がってくれた叔母(今も元気です)がよう吹いていた。口笛なんだけど、普通の口笛とは音色が違う。「大人って凄いな」と思った。


次に歯笛と出逢ったのは90年代中期。その頃仲良くしていた奇才HTが吹いていた、僕が幼少の頃聴いたあの音色。


オレ:「この口笛の様な音色はどうやって出すのだ?」
HT:「ん〜、これは口笛というよりは"歯笛"ですかね〜」


その時初めて「歯笛」という言葉を聞いた。
彼は歯笛を吹いて、僕の音楽私史に残る名作"Samplelab"を宅録にて制作した。


そして今。現状打破の為にソロライブを計画している。「ソロギターインスト」的な感じにはしたくない。それではユーモアが無い。それに飽きる。自分がオーディエンスなら、ステージ上がとっ散らかっている様な、バラエティ豊かなステージが観たい。だからプレイする時も、できるだけ、ステージを散らかしたい。
電気やエレクトロニクスを使用すれば手っ取り早いが、やはりここは「緩い人力」を活用したい!!!と考え、歯笛を習得しようとネットを検索した。ホントは口笛でも良いのだが、何故か口笛は何年練習しても全然上手くならないのだ。だからと言って歯笛なら上手くいくという保証も確証でもないのだが、兎に角歯笛といったら歯笛だ!!!
でもあんまり有力な情報がないんだよな。YouTubeで「歯笛」で検索して、動画から口や歯の動きを観察してたら、漸く音だけは出る様になった。まだ音程は付けられない。


歯笛ってこんな感じ。
・・・って、動画探したけど、調度良いのが無かったので、貼付けなしです。