鈴木勲・中牟礼貞則 沖縄ツアー2011

去年に引き続き、鈴木勲さん3days。今年のパートナーは銀巴里セッションでお馴染み(!?)の中牟礼貞則さん。どちらも僕の倍程の年齢だが、高齢にも関わらずツアーを敢行し、ステージはでずっとスタンディングでプレイし、その上容赦なしのパワフルなサウンド。日本ジャズの生き字引的な存在ではあるが、まだまだ現役続行中、現在進行形という感じですね。


やっぱり東京のジャズメンを観ると刺激になります。スタンダードって丸覚えじゃなくて、関連性からコードを導き出したり、テーマを引き出したりできるんだな、と中牟礼氏のプレイを間近で観ていて感じました。ハーモニーはセンスや経験で培われるのだろうな。テンポ、タイミング、間、などはやっぱり色んなプレイヤーとセッションを数多くこなす事かな。リズムはやっぱりセンスかな。リズムに関してはちょっと(自分の考えをまとめるのが)難しいな。


今年40歳になる自分の余生を考えると、後何年プレイできるのだろうか。鈴木氏、中牟礼氏の様に生きて行く事ができれば、まだまだ40〜50年はプレイできる可能性もある。でも鈴木氏・中牟礼氏が40歳当事、既にプロとして20年位のキャリアを積んだベテランの域に達していた訳だ。


終演後、「歯笛」を練習しながら、徒歩にて帰宅。