京都はVIN-CENTにて

Gianni Gebbia (from Italy)主催によるワークショップに参加
http://blog.livedoor.jp/aratori/archives/2008-09.html#20080929


会場に到着するとまだGianniと歳森氏しか居ない。ワークショップ開始前に3人で軽く音出しをする機会を得、手の平に汗をかきながら緊張気味にギターを弾く。
今回は定員10人という少人数によるワークショップ。その分プレイの機会は増え、聴くよりプレイの回数の方が多いという非常に濃密な内容となりました。即興には調性や構成は無いので「聴取」により専念出来る。「聴く」という行為はどんな音楽をプレイする上でも重要だから。しかし反応鈍いなオレ。「そこだ!」と思ったら皆はとっくに先に進んでいる。音楽とは時間の経過なのだなあ、精進精進。
今日の一癖も二癖もある参加者達の中にも素晴らしいプレイヤーが何人か居て良い刺激を受けた。
去年Gianniのプレイを2度拝見したが、何と言っても彼のソロが素晴らしかった。今日Gianniが言っていたけれどソロはドッと疲れるらしい、空間、オーディエンス、音響、等々・・・全ての状況を瞬時に読み取って自分の音を聴きながら次々に音を発して行かないといけない訳だからもの凄い集中力が必要だ、とはオレの想像。
2〜3年前迄はお手軽セッションでしかなかった即興も今では自分の音楽他人の音楽を捉える上で重要なポジションを獲得しつつある