簡易

レコーディングを森川邸にて終了させ帰宅。もう何年も宅録もしてないし現在録音自体に全く興味がない。現場まで楽器を担いで行ってPA設備の有無に関係無く演奏を行う事、共に演奏を行う仲間が居る事が楽しくて仕方が無い。今年に入ってギターを触らなかった日は２日だけ。もう生活の一部だ。そして体の一部の様な親密感というか空気感というか、当然そこに有るモノになって来た。初めてギターを手にしてから25年、やっとギタリストになれた。
伝統芸能の再生を目的として僕らはジャズをやっている訳ではない、という事も。ジャズシーン自体はもう動き始める事はないのかも知れない。しかしゴールの無い「突き詰める程に正解は遠ざかる（赤坂＆菊地対談より）」この麻薬に完全に虜だ。

否、単に好きだ。

陽が落ちたらまた河原へ出て練習しよう。