雷舞院刀狂

coyanmahexp2007-03-03

演奏と移動。現在の二大テーマ。
前夜ハーベで飲みすぎた為午前中は気だるい。それでもオレは小山experienceを再始動せねばならん。重たい体に自ら鞭打ち大ちゃんの待つ神戸へ向けて発つ。その日はエレガットとジャズベで三ヶ月振りの即興に挑む。
「悪くない」
というのが大ちゃんとオレの共通の感想。しかしまだまだ人前で披露出来る程のクオリティではないな。
ライブって一体何なのだろう?
リハ終了後は、食っても食っても白菜のなくならない彩華ラーメンへ。厨房内に山積みになっている白菜の玉も半端ではなかった。
さて、腹も膨れた所でぼちぼち京都を目指すとしますか。実は大ちゃんと京都へライブを観に行く約束もしていたのだ。京都は未だ縁が無くて、ライブをした事もないし観に行く事も滅多にない。だから京都のライブハウスやライブカフェにはあまり明るくないこのオレ。大ちゃんと共に京阪で京都は三条を目指す。
目的地はアンデパンダン。音響設備もある程度充実はしているがドリンクやフードもこれまた充実しまくっている、所謂ライブカフェ。店名だけは何度も耳にしたり目にしたりしていたが初訪問のハコ。
コロナビールを何杯もお代わりしながら音楽界の「ゴミ」フリーインプロビゼイションに耳を傾ける。この日の山場はやはり田中悠美子だろう。義太夫三味線を机の上に置き小物を使って叩いたり引っ掻いたり。心なしか即興とはいえ爪弾き出されるフレーズが和的なものに感じた。そして何と言ってもあのおもちゃ箱をひっくり返した様な贅沢さ。それ結構重要。光沢を帯びるのではなくキラキラ光る音の粒はキュートですらありました。何故か勇気まで湧いて来る彼女の演奏に惜しみ無い拍手を送ったのでした。
タイトルの「雷舞院刀狂」とは2番目に出演していた外人が来ていたTシャツの背中にプリントされていた文字です。
全て昨日の出来事。